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Freestyle NPR レンダリング

Freestyle は次のような改良が行われています:SVG をエクスポートする新アドオン、ビューマップをキャッシュする新オプション、ソートとチェーンの選択のオプションなど。

ビルトイン SVG エクスポータ

Freestyle SVG エクスポートオプション

Freestyle にビルトインの SVG エクスポータがつきました。この機能はアドオンとして実装されており、User Preferences(ユーザー設定)の Render(レンダー)カテゴリから有効化できます。次のような機能があります:

  • ユーザーインターフェイス。
  • Parameter Editor(パラメータエディター)と、その設定との統合。特に以下があります。
    • (モディファイアー適用前の)Base Color(ベースカラー)、Base Transparency(ベース透過度)、Base Thickness(ベース幅)
    • Visibility(表示/非表示)
    • Stroke Caps(ストローク先端)
    • Dashes(破線)
  • アニメーションに対応。
  • エクスポーターの結果を Inkscape で簡単に操作できるようにする、追加のアトリビュート。
  • フィルのエクスポート機能(閉じた External Contour(外部輪郭)と、下のマテリアルカラーを使用)。

貢献者:Folkert de Vries 氏、Campbell Barton 氏、Tamito Kajiyama 氏。

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SVG エクスポーターの利用方法

  1. User Preference(ユーザー設定)を開き(CtrlAltU)、Add-ons(アドオン)タブに行きます。
  2. Render: Freestyle SVG Exporter を探し、ONにします。
  3. Properties(プロパティエディター)のRender(レンダー)プロパティに移動し、▼Freestyle SVG Export のチェックボタンをクリックします(上図のように、▼Freestyleの次にあります)。
  4. 通常のように Freestyle でレンダリングします。
  5. ▼Output(出力)で指定した、アニメーション出力ディレクトリに、SVG ファイルがエクスポートされます。生成された SVG ファイルは Blender のファイル命名規則によって名づけられ(名前+フレーム番号または範囲+拡張子)、この拡張子が .svg で置き換えられます。
    SVG エクスポートモードが Frame(フレーム)の時は SVG のファイル名にフレーム番号が入り、Animation(アニメーション)の時はフレーム範囲(開始と終了フレーム)が入ります。

SVG エクスポートサンプル

完成画像色成分と Freestyle のライン成分の合成(Tomo 氏提供)
Inkscape での SVG フォーマットの Freestyle ラインの表示(エクスポート後の SVG ファイル。Tomo 氏提供)
Freestyle SVG エクスポート結果の別のサンプル(エクスポート後の SVG ファイル

ビューマップキャッシュ

View Map Cache(ビューマップキャッシュ)オプション

新しいレンダーレイヤーオプション、View Map Cache(ビューマップキャッシュ)が追加されました。前回計算したビューマップを以降のレンダリングに再利用できます。もし入力3Dシーンのメッシュ形状が変更された場合、キャッシュは自動的に更新されます。

この機能により、カメラ空間でのメッシュ形状に変化がない場合、ラインスタイルオプションの更新と共に静止画のレンダリングを繰り返すのと同様に、Freestyle でのアニメーションレンダリング時のパフォーマンスが大幅に向上します。

View Map Cache(ビューマップキャッシュ)トグルはレンダーレイヤーオプションの一つではありますが、そのキャッシュメモリはすべてのレンダーレイヤーとシーン間で共有されています。もし、Freestyle が二つ以上のレンダーレイヤーを(あるいはコンポジターを通じて別々のシーン内で)使用している場合、あるレンダーレイヤー用にキャッシュされたビューマップは別のレンダーレイヤー用の新しいビューマップで上書きされます。よってこの場合、パフォーマンスの向上は期待できません。

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ソートとチェーン選択

ソートとチェーン選択用の新オプション

チェーンのソート用の現存のオプションである、Distance from Camera(カメラからの距離)2D Length(2D 長さ)に加え、下記の二つのソートキーが追加されました。

  • Projected X(投影後のX軸) - 画像座標系に投影された X 軸でソートします。
  • Projected Y(投影後のY軸) - 画像座標系に投影された Y 軸でソートします。

新しいラインスタイルオプション、Chain Count(チェーン数)も追加され、最初の N 個のチェーンのみの選択が可能です。

さらに、チェーンのソートと選択処理も、従来とは逆のこの順序で実行するようになり、これに伴い UI も変更されました。この機能の変更には後方互換性があり、結果的に見た目の違いはありません。

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