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Blender 2.69: モーショントラッカー

平面トラック(Plane Track)

平面トラック(Plane Track)がムービークリップエディターとコンポジターで対応されました。(r59176)

この平面トラック(Plane Track)は映像内の看板やスクリーンを別の画像や動画で置き換えるのに使用されます。また、マスキングにも使用できるでしょう。

使用方法

平面トラック(Plane Track)

まず最初に、置き換えたい平面に属し、映像を横切る特徴点が最低4つ必要です。少ないトラック数では充分な結果にはならず、トラック数が多いほど平面の動きの推測が向上します。

Blender2.69 PointTracksExample.png

平面の角である必要はなく、平面上のどんな場所の特徴点でも動きの推定に使用できます。角は隠れてしまうこともあり、常に簡単に追跡できるわけではないからです。

右のサンプルについて考えてみましょう。ここではこの窓を置き換えたいと思います。窓の角の追跡はやっかいです(角の縁は極めて不明瞭で、なおかつ角の一つは常に隠れています)。こんな場合、私たちは同じ壁の特徴点を追跡していましたが、しかし対象の窓からは遠く離れた所にあります。この機能はそんな時でも非常に正確な平面の動きを推測できます。

また、その間に現れたり消えたりするトラックを持つこともでき、これには二つの近隣のフレームが最低4つの共通のトラックを持つだけでいいのです。

Blender2.69 CreatePointTrack.png

一度特徴点がトラックされれば、そこから平面を作成できます。これには平面トラックを作成(Create Plane Track)ボタンを使用します。このボタンは平面オブジェクトを作成し、選択中の全ポイントトラックにより定義された平面と同じ方法で変形します(ポイントトラックとは、単なる普通の旧来のトラックです)。

おそらく、この平面オブジェクトの角を手動で調節する必要が出てくるでしょう。各角の平行移動には、マウス、または一般的なトランスフォームツール(G, R, S)を使用できます。

平面の角の調整で、トラックにより定義された、作成元の平面を模倣し続けます。

この平面の左下の角には X・Y 軸があり(X軸が赤、Y軸は緑)、空間内での平面の方向を識別するのに役立ちます。

Blender2.69 MaskParent.png

マスキング

マスクポイントを平面トラックにのペアレントすることができるようになりました。手動で平面トラックに「親(Set Parent To)」を行い、ペアレントする平面を選択、または単に平面トラックと、ペアレントしたいすべてのマスクポイントを選択後、CtrlPを押します。

コンポジティング

Blender2.69 PlaneTrackDeform.png

新しいコンポジターノード、平面トラック変形(Plane Track Deform)が追加されました。このノードは一つの入力を持ち、平面トラックで変形したい画像でなければなりません。また、このノードはこの平面で変形された画像と、この平面から作成されたマスクも出力します。

内部アルゴリズム

平面トラックは内部的には非常にそのまま実装されており、二つのフレーム間の射影変換はポイントトラックから推測されます。これが最低限4つの共通するトラックが近隣のフレームで必要な理由です。

その後この射影変換が平面オブジェクトの角に適用され、このオブジェクトが平面を模倣するようになります。

小さな変更

  • 2Dカーソルと、これを中心としたトランスフォームをムービークリップエディター(Movie Clip Editor)に追加。(r59632)
  • 再構成されたトラック位置に頂点をスナップ可能に。(r59948)
  • キーフレーム(Create/delete keyframe)オペレータ(I で作成、AltIで削除)。 (r59950)
  • カメラモーションソルバーの速度が大幅に向上しました。(r59824)